今回ご依頼頂いた作業の内容を明らかにし、お客様に満足頂くために作成しております。
1.脱脂洗浄
まず、部品の脱脂洗浄を行います。
塗装に油分や汚れは大敵です。この時点で綺麗に洗浄する事で、後の不具合を無くし作業のクオリティを上げる事ができます。
2.下地作業(サンディング)
右側のテールカウル、及びセンターのカウルは状態を考慮し(キズや塗膜の劣化)、サンディング剥離を行います。
荒い番手から塗膜を落としていき、徐々に目を細かく調整していきます。
素地の状態になるまで下地作業を行い、サーフェーサーの工程に入っていきます。
細かな箇所も出来る限り、塗膜を落とします。
左側のカウルに関しては新品のプライムパーツですが、他2点と同じ条件にする為、そしてクオリティアップの為に同じようにサーフェーサーを塗装します。
3.プライマー及びサーフェーサーの塗装
下地作業が終わりました。
この後、密着性を高める為にプラスティックプライマーを塗装します。
プライマーは厚塗りせず、下地が透ける程度に塗ります。
プライマーが乾いた後、サーフェーサーを塗装します。
サーフェーサーを塗装する事でパーツがシールされ、滑らかで平滑な面になり、ベースコート(色の事)を塗装する為の理想的な状態になります。
4.サフェ研ぎ
サーフェーサーが完全に乾燥した後、サーフェーサーを研ぎます。
ここで、表面を綺麗に研ぐ事で仕上がりの良さが変わってくる、大切な工程です。
5.塗装
ベースコートの塗装に入っていきます。
まずば、裏側から塗装していきます。
乾燥させた後、表側に返してブラックを塗装していきます。数回に分けてしっかりと染めます。
ブラックが乾いたら最終のクリアコートです。
ゴミが付かないように気を配り、美しい塗装の肌になるように塗ります。
6.磨き(仕上げ)
最終工程です。
細かなゴミを取り除き、全体の肌を整えて艶を出します。
塗り肌でも綺麗にはなっていますが、磨きまでこだわってあげる事で更に美しく仕上げる事が出来ます。
以上になります。
弊社のペイントに満足頂けたら幸いでございます。
この度は、誠にありがとうございました。
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